名駅風俗街訪問記
私は小学生のころ、社会科の授業で、今池は名古屋の副都心と習った。
しかし実際には、栄、新栄、千種から今池、池下あたりまでは、都心の延長とみていいだろう。
名古屋には東京のような明確な副都心は存在しない。
強いて副都心を挙げるなら、金山、大曽根だろう。
栄から今池まで、広小路通や錦通に沿って、切れ目なくビル街が続いている。
今池は栄地区、名古屋駅周辺に続く歓楽街でもある。
今池は地下鉄東山線、桜通線が交差する。
少し西に行けば、JR中央本線の千種駅もある交通の要衝だ。
今回は千種駅から池下あたりまでを、今池エリアとして紹介する。
今池には飲食店、酒場などが多い。
このあたりにはおいしそうな大衆グルメの店がたくさんあり、食いしん坊にはたまらないところだろう。
ミニシアターやライブハウスもあり、サブカルファンにも人気が高い。
また、ダイエー、ピアゴ、ドンキホーテなどの大型商業施設も多く、名古屋屈指の繁華街としても賑わっている。
しかし今池駅周辺には、キャバレーやピンサロは多いが、店舗型ヘルスは1軒しか見つからなかった。
もう1軒の店を探したが、居酒屋になっていたようだ。
私の探し方がまずくて見つけられなかったのかもしれないが。
今池駅から千種駅の周辺には、小さくかわいらしいホテルを含め、ラブホテルがたくさん建っていた。
サウナやカプセルホテル、スーパー銭湯などの施設もある。
池下は今池から地下鉄で一駅東に行ったところにある。
距離にして約1kmだ。
池下駅の前方に立つと、駅のすぐ後ろに、高さ150mのグランドメゾン池下ザ・タワーが視界に飛び込んでくる。
1年前に完成したばかりの高層マンションだ。
名古屋東部では最も高いビルである。
千種区役所や千種警察署もすぐ近くで、池下は千種区の行政の中心といえる。
エリアの北側には、セントラルガーデンという、新たな街作りを目指したマンション群がある。
今池には少なかった店舗型ヘルスだが、池下には10軒以上目に付いた。
1つのビルに、何軒もの店舗が入居している。
池下は今池のすぐ東にあり、繁華街としては今池の陰に隠れた存在だが、夜の歓楽街としては非常に賑わっていそうだ。