新栄風俗街訪問記
名古屋市のビル街は、名古屋駅から広小路通や地下鉄東山線に沿って、栄、千種、今池へと切れ目なくつながっている。
そして覚王山、本山、星ヶ丘へと続く。
東山公園付近は緑が多いが、市街地はさらに地下鉄線に沿って、東名高速道路のあたりまで連続している。
まさに広小路通沿線は、名古屋を代表するメインストリートだ。
今回紹介する新栄も、広小路通を中心に発展している。
新栄は栄四丁目とは国道41号線(空港線)、名古屋高速都心環状線で隔てられた東側にあり、名古屋の都心の一翼を担っている。
私は小学生のころ、社会科の授業で担任から、「名古屋の街はどんどん東に向け発展しており、都心は栄から東の新栄方面に移動していくだろう」と聞いたことを今でも覚えている。
新栄の西端の高速道路沿いは、栄四丁目から続くクラブやスナック、ゲイ・バーなどが多いが、東新町交差点の一角には、店舗型ヘルスが集中している。
そして広小路通を挟んだ北側、町名でいえば東桜二丁目となるが、そこにも何軒か店舗がある。
東桜二丁目には日蓮宗の寺院が密集している。
狭い範囲に、日蓮宗だけで10軒のお寺があった。
それ以外の宗派の寺院も多い。
ちなみに、この地区にはお寺が運営しているビルの地下に入居しているヘルスの店舗がある。
広小路通を東に行くと、雲龍フレックスビルという、高さ90mの超高層ビルが目立つ。
このビルは名古屋でも最も早い時期に建てられた超高層ビルということで、私の記憶に残っている。
フレックスビルの南、国道153号線(飯田街道)に面した一角にも店舗型ヘルスが密集している。
暗くなってから広小路葵の交差点に立つと、「アマテラス」という黄色のネオン看板が、煌々と輝いているのが目につく。
そのフィールドシティ新栄ビルには、5軒のヘルスが入居している。
そして道路を隔てた西側にも派手な店舗を構えた店がある。
新栄の店舗型ヘルスは主に東新町交差点近くと、フレックスビルの南側に17軒確認できた。
新栄は西側、北側が発展しているが、区域の東南方面は繁華街ではなく、住宅街となっている。
白山神社の近辺は特に閑静な住宅地だ。
市営住宅も多い。
この神社は古墳の上に建っているそうだ。
訪れたのが夜暗くなってからで、残念ながら、私のカメラでは暗くて撮影ができなかった。