栄四丁目は栄の東側のエリアで、女子大小路と呼ばれる歓楽街がある。
女子大小路という名称は、歓楽街があるエリアに、50年ほど前まで中京女子短期大学があったことに由来している。
大学がなくなった今でも、女子大小路という名前が残っている。今では栄ウォーク街とも呼ばれている。
現在中京女子短期大学は至学館大学短期大学部となり、愛知県大府市に移転している。
今は女子大があったところには、名古屋東急ホテルが建っている。
歓楽街の南には池田公園がある。
池田公園・夜
池田公園は十数年前は怪しげな公園だったそうだが、今は夜になると美しいイルミネーションが輝く、立派な公園になっていた。池田公園・夕方
女子大小路は、かつては名古屋最大の歓楽街であったというが、バブル崩壊後は、客足が錦三丁目に流れ、店舗数が以前の半分近くまで減ってしまったそうだ。
確かに夜になってから女子大小路を歩いてみたが、ネオン看板の数は、前回紹介した錦三に比べ、やや少ない感じだった。
それでも名古屋の代表的な歓楽街であることは確かだ。
女子大小路には、居酒屋やスナックの他にも、ホストクラブ、外国人パブなどがある。
外国人パブは、特にフィリピンなどアジア系が多いようだ。
しかし性感エステなどはあったが、店舗型ヘルスやソープランドのような風俗店は見つけられなかった。
また、栄四丁目近辺のエリアは、中部地区随一のゲイ・タウンとしてゲイバーなどが60店近く存在するそうだ。
池田公園ではゲイやレズビアンのイベントなども行われるという。
私は3年ほど前に、女子大小路にある、友人のなじみのクラブに行ったことがある。
そのクラブのホステスさんは、胸に大きなタトゥーを入れていた。
バラの花だったろうか。
ドレスの胸からチラリと覗く、カラフルなタトゥーがとても印象的だった。
私は車の運転があったので、ソフトドリンク1杯を頼み、友人と30分ほどそのホステスさんと話をしていたが、それだけで6,000円ほど支払った。
そのときは高いと思ったが、女子大小路のクラブならば、その程度の値段は安いといえるであろうか。
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